2014.10.04	第 6日目

カルカソンヌへ移動､カルカソンヌ観光（カルカソンヌ泊）

今日はアルルを出て城塞都市カルカソンヌの観光です｡

ここで今日を挟んで数日の訪問箇所位置関係の御理解のためにフランス南部の
地図を入れておきましょう｡

朝8:45 バスでアルルホテル発､カルカソンヌへ｡

１１:45　カルカソンヌ到着｡

このカルカソンヌというのは ヨーロッパ最大規模の城塞が残る街で､その起源は紀元前
３世紀にはじまるといわれ､ローマ時代の内壁を10世紀ごろ補強､外壁は13世紀に増築､
現在では全長3ｋｍに及ぶ城壁と､52の塔で構成されている｡

古くから交通の要衝であったこの地は､中世にはアルビジョワ十字軍の拠点ともなってたが､
17世紀スペインとの国境が西に退いたことにより需要度が低くなり次第に衰退したが 現在
では観光資源としての重要度も認識され､フランス周遊のコースの中でも極めて人気の高い
場所となっています｡



先ずは旧市街のBRSSERIE LE DONJONで昼食｡

其処へ行くまでの道には 土産物屋がいっぱい｡

流石 甲冑のフィギュアの陳列も目立ちますね｡



昼食はここの名物料理のカスレ（白インゲンと鴨･ソーセージ･トマト・ハーブなどを
カスレ鍋で煮込み､オーブンで焼いたもの）に､フルーツサラダ｡

昼食後､城塞のコンタル城に入場｡

防備のための石橋の下の空堀､多くの塔と 門には二重の落とし格子､多くの塔と　
矢狭間など工夫も多いですね｡

また天気が良いので 高い城壁から眺めると 城塞都市が見渡せて､素晴らしい
眺めでした｡

コンタル城を見学後､14:50から同じ城塞（シテ）内にあるサン･ナゼール･パジリカ
教会にも廻りました｡

ここは11-12世紀のロマネスク様式の建築と､13-14世紀のゴチック様式の内陣が
見事に調和しています｡

内部は19世紀に一部修復されているが､ステンドグラスは13-14世紀のものがそのまま
残っている由｡



その後各自城塞内を自由散策し､15:45 バスにて今夜のホテル・テルミナスへ｡

ここはカルカソンス駅前に直近で､旧式のホテルではあるが便利な場所｡

特に当方の部屋は窓からカルカソンヌの城塞が遠望でき､言うことなし｡

部屋に荷物を置いてすぐにホテル脇のミデイ運河へ散歩に｡

この運河は､ルイ14世の命により 1681年に完成されたもので､トｳルースから地中海
海岸のセートまで全長240ｋｍで､途中69か所に水門もあり 水上輸送の要路｡
眺めもなかなかきれいですね｡



ついでにカルカソンヌ中央駅も覗いて､あとはホテルで小憩｡

夕食はホテル隣のレストランで オリーブとトマトのサラダ､ラザニア､チョコレートムース｡

夕食後希望者は街中のボン･ヌフ橋まで出かけて 城塞のライトアップ見物｡

三脚が無いので 写真撮影の方はだいぶ厳しかったですが､なんとかまあまあ・・｡



ホテルに帰ってからも 窓辺にカメラを置いて､城塞夜景の望遠撮影にＴＲＹ｡

これもなんとかまあまあ・・・｡

下手な鉄砲も数撃てば・・・・・の類で､十数枚撮れば1-2枚はどうやらということですかね｡



今日も　満ち足りた一日でした｡

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